古市研究室 新着情報
What's up!, the latest news at Furuichi Lab.

 

市研究室に2025年4月から博士前期課程または博士後期課程(社会人を含む)の学生として入学・配属を希望する学生または社会人は,現在相談を受け付け中です.古市研究室では,2017年に最初の社会人学生が博士号を取得して以来2024年3月までに5人の社会人学生と1人の内部進学生が学位を取得した他,2024年4月からは引き続き1名の社会人が学位取得を目指して研究を続けています.博士号は,地球上の総ての国で有効な世界共通の資格です.仕事をする上で,私の場合は大変役立ちました.仕事が忙しくても学位を目指せます.週一回オンラインでのゼミを3年間行い,査読付き論文が採録されるまで論文投稿を繰り返せば取得できます!この機会に,皆さんもチャレンジしてみましょう.

2024年4月から特任教授とになったため,従来よりは少人数の学生を受け入れることとなり,2024年4月24日(水)に4名の受け入れが決定しました.来年も同樣の人数の受け入れを予定しますので,激戦となる可能性があるため,希望者は1,2年生のうちに早めに活動しておくことをオススメします.

問い合わせする前に,FAQをお読みください

2023年3月9日(木)に帝国ホテルで公益財団法人 科学技術融合振興財団(FOST)の2022年度FOST賞の授賞式が行われ,大学院博士後期課程3年の進士多佳子さんがFOST新人賞を受賞しました.進士さんは,同財団から助成金を得て家族間協調によるライフヒストリ記録システムの開発を行い,この成果で3月25日に博士(工学)の学位を授与されますが,この研究成果が財団によっても評価されたものです.今後は,本システムの実用化に向けての開発を続けていくとのことです.今後の研究開発及び事業化に興味のある方は,古市研究室まで問い合わせてください.

なお,今年度新人賞はもう一人立命館大学のシン・ジュヒョン先生が受賞されました.シン先生は古市先生が現在副会長を務める日本デジタルゲーム学会の代議員でもあり,同じコミュニティから2人も新人賞を受賞されたことに,古市先生はビックリされてました.

4gamer.netの記事もあわせてお読みください.

2023年3月11日,生産工学部では起業支援プログラムの最終報告会・学内資金調達コンペティションが行われ,発表者3人のうち2名が数理情報工学科の学生でした.

古市研究室3年の岡田万実さんの提案する事業は「男性美容コンサルティング」で,潜在的な需要が急増している男性用化粧品にもかかわらず,男性が入りやすい化粧品店は存在せず,そのような需要をオンライン上のチャットボットと,美容・栄養・薬剤・看護師等の資格を持ったプロによるコンサルティングサービスを提供するもので,既に3月には日本デジタルゲーム学会で提案システムを発表する等,具体的な事業化が大学における研究の一環として進めているものです.本事業は「激励賞」を受賞し,今後も研究と並行して本格的な事業化をすすめる予定とのことです.

2023年2月24日〜25日に開催された日本デジタルゲーム学会年次大会のインタラクティブセッションで3年生の佐々木唯衣さんが「白内障手術体験シミュレータ“シロ”の開発」というタイトルで発表し,学生奨励賞を受賞しました!本賞は本年次大会で学生が発表した20件の中から優秀な論文2件が選ばれたものです.受賞は筆頭著者の佐々木唯衣さんですが,共著者の渡邉雅子さん,喜内瞭君,髙橋龍世君らが全員表彰されたものです.おめでとうございます! なお,喜内君と髙橋君は1年生の学生で,古市研究室の見習い生として本研究を3年生の学生と一緒に行ってきました.

なお,古市研究室からは本発表を含めて学生が6件,教員が1件発表しました. 発表した論文一覧はResearchmapでご覧いただけます.

①白内障手術体験シミュレータ“シロ”の開発, 佐々木唯衣, 渡邉雅子, 喜内瞭, 髙橋龍世, 粟飯原萌, 古市昌一
②男性美容コンサルティングチャットボット“智慧”の試作,岡田万実, 高郁晴, 古市昌一
③忘却曲線に基づくCBTテスト対策支援システムの試作,康善伊, 中村夏帆, 古市昌一
④即答力の向上等を目的とした就職面接練習用シリアスゲームの試作,古郡映莉奈, 土田羽乃, 古市昌一
⑤新入生の大学生活に対する満足度向上を目的とした シリアスゲームの試作および1次評価, 清家光生, 木原優斗, 二神昌洋, 桒本陽希, 古市昌一
⑥運動不足解消を目的としたVR空間上で体動を利用しキャラクターを動かす シリアスゲーム “LET’S UNDO”の試作,立原慧大, 服部紀葵, 松永悠生奈, 大平純蓮, 古市昌一,日本デジタルゲーム学会第13回年次大会 2023年2月25日
⑦ゲーム教育SIG 活動報告 -勉強会8回を振返りゲームの未来を考える,岸本 好弘, 小野 憲史, 後藤 誠, 河野 義広, 財津 康輔, 川村 景吾, 粟飯原 萌, 古市 昌一,日本デジタルゲーム学会第13回年次大会 2023年2月24日

2022年10月26日,ガーナ大学の副学長Agyeman先生らが数理情報工学科を訪問され,モデリング&シミュレーションとシリアスゲームに関する情報を交換を行いました.

大学院博士後期課程の倉川清志君が2023年2月19日(日)に日本橋公会堂で開催された「全国志ビジネスプレゼンテーション大会」に出場し,現在研究で実施している内容等を中核とする新しいビジネスについて発表し,優勝・環境大臣賞を受賞しました.倉川清志氏は現在博士後期課程の3年生で,2023年9月の修了を目指している学生ですが,同時に(株)東京技術計算コンサルタントの代表取締役でもあります.日本大学大学院生産工学研究科の数理情報工学専攻には,在職のまま研究室で研究をすすめる社会人学生が多数在籍し,自ら会社で行っているビジネスを,学術界においても評価を高めるよう,教員や学生とともに研究を進めています.

古市研究室は23号館1階の102室にありますが,その斜め向かいの105室には数理情報工学科のeスポーツスタジオがあります.本スタジオはメンバ数が160人を超えるeスポーツ研究会の練習場としても使用してますが,メインは数理情報工学科でeスポーツやシリアスゲームの研究を行う教員と学生のためのスタジオでもあります.数理情報工学科においては,ゲームを研究対象とすることに対して他大学の多くと比べて理解があり,このスタジオから今後多数のeスポーツ用のゲームが生まれることが期待されています.

起業支援プログラムは, 生産工学部では令和4年度に”在学中に本気で起業を目指す学生”を支援するプログラムとしてスタートしました.このプログラムは,日本大学生産工学部から学生起業家を輩出することを目指すもので,起業したい学生を本気で支援するものです. 詳しくは、リンク先のパンフレットをご覧ください.本プログラムには多数の応募があり,古市研究室3年生の岡田万実さんもその一人として選ばれ,2022年10月29日(土)には中間報告会が行われました.そして,2023年3月11日(土)14:30から37号館の101教室で資金調達コンペを兼ねた最終発表会が行われます.最終発表会には岡田さんを含めて3件のエントリがあり,起業支援プログラムから生まれる初の起業家を目指して,当日はビジネスプランとこの1年間の活動成果で競います.

  学生起業家プログラム・資金調達コンペのお知らせ
  日時:2023年3月11日(土)14:30から
  場所:日本大学生産工学部 37号館101教室・オンラインでの中継も行われる予定です

現在岡田万実さんは提案している事業計画を実現するためにスマートフォン用のアプリを高郁晴さん(台湾中国科技大からの交換留学生)と共同で開発しており,その成果は2月24日に開催される日本デジタルゲーム学会の年次大会でインタラクティブセッションでの発表を予定しています.起業と事業化を目指して研究を頑張る,数理情報工学科ではこのような学生がたくさんいます.受験生の皆さんも,学んで資格を取得して就職することだけが大学に入学する目的と考えず,色々なことにチャレンジできる数理情報工学科を目指してみてはいかがでしょうか?

「ゲームのもつチカラとその応用法」というタイトルで,高校生の皆さんに向けて「シリアスゲームを研究するとはどういことなのか」を解説する紹介する動画を作成しました.数理情報工学科または数理情報工学専攻への入学を目指し,一緒に世の中をシアワセにするためのシリアスゲームをたくさん創りましょう!

中国長春の吉林動画学院 (Jilin Animation Institute School of Game)で2022年11月11日から24日まで行われていた国際大学生ゲームジャム(ICSG,中国ゲームジャムとも呼ぶ)2022が2022年11月25日(金)に閉幕,数理情報工学科から日本大学代表の一人として参加していた3年生の清家光生(せいけ こうき)君が,日本大学大学院理工学研究科の安藤玲央(あんどう れお)君,近畿大学の三宅拳士朗(みやけ けんしろう)君,London College of CommunicationのRuimeng Gu君, タイのBansomdejchaopraya Rajabhat UniversityのKiattisak Aueapornprapan君及びPratchay Butamkha君とチームPuppy Catを組んで開発したシリアスゲームが,銀賞を受賞しました! 

また,3年生の岡田万実(おかだまみ)さんと高郁春(KAO YU CHING)さんが東京工科大学の赤松ほのかさんと吉林動画学院の金城浩君と彭欣雅君,大連理工大学の肖逸君とチームPower Holicを組んだチームは,優秀チーム賞を受賞しました.その他,数理情報工学科からは立原慧大君がチーム薇草のプログラマとして参加し,善戦しました.詳細が判明次第,こちらで結果等をご報告します.


チーム Puppy Catのロゴ

チーム Power Holicのロゴ

本大会に日本大学からは数理情報工学科の3年生が4名(1名は台湾中国科技大からの交換留学生,いずれも古市研究室の所属)が参加し,日本大学大学院理工学研究科から1名,近畿大学から1名,東京工科大学からは7名が参加し,各国(中国,韓国,ロシア,英国,タイ,シンガポール)から集まった150名を超える大学生が24のチームを組んでゲームの制作力を競う大会が行われました.

【関連記事1】【関連記事2】【関連記事3】 【関連記事4】【関連記事5】【関連記事6】

TBSで日曜21:00から放送されている「アトムの童」第6話(2022年11月20日)で,ジョンドゥーの二人がシリアスゲームの実例について話す場面の一部で,FishyFishyのプレイ画像の一部(2秒程です)を使っていただきました! 第6話の監修はGame for ITの後藤誠氏,番組中のシリアスゲームも第6話のために制作されたそうです.シリアスゲームはこれまでも多数TV番組で紹介されてきましたが,ドラマの中でこのように紹介されるのはおそらく初めて.これがキッカケとなって多くの若者がシリアスゲームに関心を持つようになってくれると,嬉しいです. なお,あらすじ等はこちらでご覧になることができます.

第6話の番組中では,「学校でゲームで遊ばせるなんて,あってはいけません.....だいたい,ゲームは子どもたちにとって有害でしかありません」とPTAの方がおっしゃっいました.実際そのように有害だと思われている方が現在の日本の多数だとは思いませんが,積極的に学校でゲームを使って教育をしているのは,ビジネスゲームを使って経営学を学ぶ大学や大学院ぐらいしかないのが現状です.ぜひとも,以下の日本大学が高校生向けに発行している冊子に私が書いたような時代を,早く作りたいです!

ちなみに,2015年度の少し古いデータですが,オランダにはゲーム会社が455社あり,そのうち119社はシリアスゲーム(オランダではアプライドゲームと呼ばれます)専業のゲーム会社,36社はエンタテインメントとシリアスゲームの両方を開発する会社で,シリアスゲームが医療・教育や企業内研修等で幅広く利用されています.一方,我が国でも経営学等を学ぶビジネスゲームは大学や大学院で広く教育に利用されている他,防衛の訓練や演習の現場では古市等が開発に携わったシステムを含む多数のシリアスゲーム(防衛の現場ではモデリング&シミュレーションシステムと呼ばれます)が古くから利用されています.今後は,もっと幅広く社会の様々な現場でゲームが利用されるようになると良いですね. ちなみに,最終回の第9話では「ゲームにこそ世界を変える力があるのです」とジョンドゥーの一人那由他が話してました.

FishyFishy

2022年11月6日から13日まで,コロナ禍以降の初海外出張としてノルウェイ・オスロから電車で10分程のリルストロムに行き,NATO(北大西洋条約機構)のワークショップに出席(参加者の集合写真と記事が掲載されています)して発表してきました.ノルウェイまでの途上の飛行機は往復とも旅行者とスポーツとビジネス客でいずれも満席,コロナ禍以前のように大変な活況を呈していました.また,ノルウェイではマスクを着用した人を見ることはなく,日本の国内とは街の光景が全く違うのにびっくりしました.


ノルウェーが65カ国目の訪問国となりました

写真の一部は数理情報工学科のインスタグラムにアップしてあるので,よろしければご覧ください.

InterFM897の新番組『Tech Ark』の収録が2022年10月31日(月)に天王洲(東京都品川区)にあるスタジオで行われ,トライリンガルDJのShaulaさんと杉沼先生が,5Gに関するトークを約1時間にわたって行いました.この番組は「テクノロジーの芽生えや私たちに訪れようとしているワクワクする未来をわかりやすく」伝えるもので,11月から放送が始まりました.毎週月曜日の20:00~20:30に89.7MHz(横浜76.5MHz)で放送されている番組で,トークの様子は,11月21日と28日に放送され,5Gにより実現が期待される,楽しい技術,新しい世界の様子が紹介されました.聴き逃した方は,以下のAudeeのサイトから視聴することができます.

番組DJ Shaulaさんから,素直で鋭い質問が寄せられました

台湾の中国科技大から新たに1名が古市研究室に加わり,第14期古市研究室の学生が13人になりました! 国際ゲームジャムや学会発表等で学外の皆さまにはお世話になります,よろしくお願いします.


(参考:2022年4月の記事) 2022年度の古市研究室への配属は,学科最多の12名となりました.2009年度の1期生が10人だった時には国立大学等と比べて数が多くてビックリしましたが,今では研究室内で密とならないよう座れる人数(うちの場合は15人)であれば,何人でも全く問題ありません.

日本大学生産工学部では2022年10月29日と30日に桜泉祭が開催されています.初日の10:00-12:00には大久保商店街を各学科がそれぞれ趣向を凝らして制作した神輿を担いでパレードしました.この神輿は古市研究室の学生が中心となって数理情報工学科の全学生が協力してほぼゼロから制作し,26日には神輿の中に設置するご神体部分の制作する部分からは台湾の中国科技大からの留学生も合流.その後1年生も含めて様々な学年の各研究室の学生が共同で制作に取り組み,27日の晩にほぼ完成しました.29日のパレード当日は,動画の通り久しぶりに数理情報工学科の学生全員が一体となって盛り上がりました.

市研究室で2017年9月に博士(工学)を取得した粟飯原萌氏は,日本大学で初めてゲームに関する研究で博士号を取得しました.以下の動画は,同時期に立命館大学で学位を取得したシン・ジュヒョン氏と一緒に,日本デジタルゲーム学会 2022年夏季研究発表大会の基調講演 「デジタルゲーム研究による博士号取得のすゝめ」を行った時の講演動画です.古市研究室の学生の皆さんや社会人の皆さん,我々と一緒に博士号取得を目指してみませんか?

2022年1月に放送され, 3月と4月に再放送されたNHK総合の「歴史探偵 武士の都・鎌倉」が,今度はNHK BSプレミアムで再々放送されることになりました.前回見逃した方も,既にご覧になった方も,是非ともご覧ください.

○番組名:NHK BSプレミアム 「歴史探偵 武士の都・鎌倉」 
○再々放送日:2022年10月3日(月) 16:14~16:59

夏休み開始まで

夏休み開始まで Finding your local time... 83 Days
Flag Counter

Search

Menu