古市研究室 新着情報
What's up!, the latest news at Furuichi Lab.

 

古市先生と粟飯原先生とが副実行委員長を務めた第7回シリアスゲームジャム(SGJ7)が,2018年12月9日に続いて15日,16日と3日間の会期を経て閉幕しました.参加者は学生と社会人(プロのゲーム等クリエイタを含む)が半々で,5名1チームでシリアスゲーム6本を3日間で開発し,その成果はhttps://itch.io/jam/sgj7/feedで公開しました.そのうち,数理情報工学専攻の1年生4名(角田研究室の榎本君と岡庭君,栃窪研究室の新間君,古市研究室の久保田君)が専門学校の学生と組んだチーム「モラトリアリスト」は,オランダ大使館賞を受賞しました! なお,3日間の様子はSGJ7のFacebook Pageで,YouTube Liveによる動画等を含めて公開しています.

2018年12月9日(日),国立情報学研究所で古市教授と粟飯原助手が副実行委員長を務める第7回シリアスゲームジャムが開幕,本学の学生を含める多くの学生に加えて,プロのゲーム開発者を含む多くの会社員が集まり,3日間でシリアスゲームを制作するイベントが開幕しました.2日目の12月15日には海外の学生及びオランダのデザイナも合流してジャムは更に盛り上がります. 詳細はSQOOL.netの記事をご参照ください.また,制作中の様子についてはFacebookページで観ることができます.

2018年11月28日(水),先週「星と翼のパラドクス」が稼働したばかりの(株)バイキングから尾畑社長とプログラマの瀬田氏に来ていただき,ゲーム開発とオペレーティングシステムというタイトルでお話をしていただきました.(株)バイキングはアーケードゲームから知育ゲーム等まで手がけるデベロパで,アーケードゲーム黎明期のゲーム開発では基板設計から行っていた当時の話等,ゲーム開発における各職種の役割等,主として2年生の学生に向けて有益な内容でした.今後も様々な業種のトップの方等を本学科にお招きし,学生と交流する機会を設けたいと思います.

2018年12月9日(日),15 日(土),16日(日)に東京神田神保町の国立情報学研究所で第7回シリアスゲームジャム "ゲームの力で世界を救え!"を開催します(日本デジタルゲーム学会主催,古市先生と粟飯原先生は副実行委員長).今回のテーマは「ゲームのアクセシビリティに対する理解向上」,参加者の皆さんがチームを組んで3日間で「障がい者と健常者とが同じ土俵で競うことができるデジタルゲーム」を制作します.募集の対象は,ゲーム制作を学ぶ学生に加えてプロのゲーム制作者の方やゲーム制作に興味のある一般社会人の皆さんです.特に,ゲームのアクセシビリティやユニバーサルデザイン等に興味のある方にとってはとても良い機会です.詳細はSGJ7のロゴ画像をクリックしてください.参加申し込みは12月1日正午,定員は30名です.報道関係者向けの見学時間等も設けてあります,リンク先ページの連絡先へお問い合わせください.


第1回~第7回シリアスゲームジャムのテーマと開催場所

2014/2, SGJ1: GREE (六本木) 英語学習
2014/6, SGJ2: LAC  (平河町) 社会人のためのサイバーセキュリティ - 標的型攻撃メール対処能力向上 -
2015/2, SGJ3: LAC (平河町) 子供のためのサイバーセキュリティ
2016/2, SGJ4: KLab(六本木)    サステイナブル社会に対する理解向上
2016/12, SGJ5: BeXide(立川)  アクセシビリティに対する理解向上
2017/12, SGJ6: JCreation(神田)英語学習と親子のコミュニケーション向上
2018/12, SGJ7: NII(神田)      ゲームのアクセシビリティに対する理解向上

数理情報工学科では,1年生の時からプログラミング演習,アルゴリズムとデータ構造,オブジェクト指向言語,ゲームプログラミング及び演習,プロジェクト演習等,コンピュータのソフトウェア開発の基礎から応用までみっちり学び,3年生で学ぶ数理情報工学演習及び卒業研究では本格的なソフトウェア開発を行います.学んだ成果を自らアプリを開発してリリースする学生もいますが,授業で行った成果をそのままアプリとしてリリースする学生もいます.

2018年10月,そんなアプリの一つが新たに AppleのApp Storeでリリースされました.FishyFishy2という英語の語彙学習を目的としたシリアスゲームで,4年生の大井朋子さんが3年時に数理情報工学演習で開発したものを,卒業研究の一環として改良して昨日リリースしたものです.FishyFishy2の源流となったのは2018年3月にリリースしたFishyFishy!

2018年11月26日(月)に日本大学理工学部駿河台キャンパス1号館6階のCSTホール(神田駿河台)で開催されたシンポジウム「e-sportsは日本を変える!?」で,数理情報工学科の古市教授が 「e-sportsを新産業として開花させるには」というテーマでパネルディスカッションのモデレータを担当しました.本シンポジウムは(一般社団法人)コラボ産学官が主催し日本大学が共催, 産学官のイベントとして日本大学からは生産工学部の古市に加えて文理学部の宮田先生もパネリストとして登壇しました.ちなみに,第1回のシンポジウムは2018年6月25日に電気通信大学で実施されて約200名の参加があり,今回の第2回目は第1回の場で出された新たな要望に応える形で企画されました.

パネルディスカッション開始前の休憩時間
パネルディスカッション実施中の様子
プロのeSportsプレイヤによるエキシビションも行われ,実況は日本大学文理学部卒のeSportsキャスタ「トンピ?」氏が担当しました

プログラムの前半では,来年開催される茨城国体でe-sportsが国体文化プログラム競技として取りあげられますが,その趣旨を茨城県国体・障害者スポーツ大会局様よりご講演いただくとともに,デモンストレーション対戦(ウィニングイレブン)を予定しています.また,後半のパネルディスカッションでは「e-sportsは新産業として開花させるには」と 題して,e-sportsが事業としてどのような将来の可能性を持つのかを,4つの切り口から展開してまいります.

e-sportsに感心のある各企業や研究者の皆様はもちろんのこと,e-sportsのプレイヤ及びこれから始めようと考えている学生の皆さん等,多数の皆様のご参加をお待ちしております.参加費は無料です.参加の申し込みは,以下のバナーをクリックして申し込みフォームにご記入下さい.

幕張で開催された東京ゲームショウでの出展が完了しました.主催者の発表によると,29万人を超える来場者があり,史上最大だったようです.日本大学からは生産工学部が出展し,数理情報工学科の伊東先生,古市先生及び粟飯原先生の3名が中心となり,学生が制作したシリアスゲームである FishyFishy!及びVRサイクリングシミュレータに加えて,第6回シリアスゲームジャムで開発したDiscoveryを展示しました.

ブースにはシリアスゲームに感心の高い企業の皆さんが多く訪れた他,ゲーム好きの若者が多数寄ってくれました.日本大学がなぜゲームショウで展示を???という方が多い中,オランダ大使館が用意したオランダパビリオンの中で日本大学がブースを構えている理由を,多くの方に知っていただく機会となりました.特に今回展示したFishyFishy!はこれまで数理情報工学科で受けいれたオランダ人の留学生3人が開発に携わり,日蘭合作の英語学習用シリアスゲームです. 今後も,数理情報工学科の学生が制作したシリアスゲームが,毎年東京ゲームショウに出展できると良いですね.

数理情報工学科は,今年も東京ゲームショウ2018に出展します! 昨年に続いて2度目です.今年は古市研究室に加えて伊東研究室と粟飯原助手も参戦し,昨年12月に実施した第6回シリアスゲームジャムの成果であるDiscoverly(その場で体験)の他,シリアスゲームに関する研究成果を初めてiOSにリリースしたFishyFishy!(ダウンロード),そして VRサイクリングシミュレータ(ビデオ)を出展します.場所はオランダパビリオン内(I-N21),入場口からとても近いエリアです.出展者一覧の中には「オランダパビリオン オランダ王国大使館」と記載されています.

展示場所: 1-N21 オランダパビリオン内

シリアスゲームが近年新しい産業分野となって急成長し,アプライドゲームと呼ばれている国「オランダ」,そのオランダパビリオンの中で今年も展示します.なんと,オランダにあるゲーム企業約400社のうち,半数はアプライドゲームだけを開発している企業です.日本でゲーム開発に携わる皆さん,あるいは教育,医療・健康・福祉の各分野で課題を持っている皆さん,もしかしたら「ゲームの力」でその問題を解決できるかもしれません.

関連URL

2018年8月1日から3日まで, Postech大学(韓国浦項市)で開催された国際アプライド・ゲームジャム 2018(別名「第6回韓国シリアスゲームジャム2018」)に古市研究室の3年生4名が日本代表として参加し,3年生の塩谷彩佳さんと内田皓暉君はそれぞれ別チームとして優秀賞を2件受賞されました.おめでとうございます.

シリアスゲームとは,世の中の課題解決を目的として制作するコンピュータゲームのことで,シリアスゲームジャムとは,参加者が即席でチームを組んで48時間連続でシリアスゲームを制作して競い合うイベントです.今年世の中の課題として与えられたテーマは「認知症」でした.参加者は,オランダ,韓国,中国及び日本からの総勢75名で,5名一組で15チームが15個のシリアスゲームを制作しました.制作したゲームはこちら(https://itch.io/jam/global-applied-game-jam-2018)で公開されており,ダウンロードしてプレイすることができます.

オランダではシリアスゲームのことをアプライドゲームと呼びます.本ゲームジャムは2013年からオランダのユトレヒト芸術大学(HKU)と韓国のPOSTECHの合同イベントとして行われていることからアプライド・ゲームジャムと命名されており,2016年から毎年数理情報工学科の学生が日本代表として参加しています.

2018年6月8日から10日に中国・長春市の吉林動画学院(Jilin Animation Institute)で行われている国際大学生ゲームジャムに,古市研究室所属3年生の留学生2名が参加し,4カ国から集まった総勢73名の学生が48時間でゲームを制作中です.スタッフとして参加中の古市教授が,現地よりレポートします.

国際大学生ゲームジャムの会場入り口前

中国・吉林省の長春市は,多数のアニメーションやゲーム制作会社が集まっていることから中国東北部のクリエイティブ・テクノロジー都市として知られている. この産業を支える人材育成を行っているのが吉林動画学院であるが, 創立は2000年と,大変若い私立大学である. 本大学は,本ゲームジャムの主催者であるゲーム学院(School of Games),アニメーション芸術学院(School of Animation Art), コミック学院(School of Comics),インダストリアルデザイン学院(Shool of Industrial Design)をはじめとする12の学部を備える総合芸術大学で約12,000人の学生が学んでいる.

国際大学生ゲームジャム会場の中

本ゲームジャムは今回が3回目であり,中国からは5大学39名[吉林動画学院(28名),吉林芸術大学(4名),河北美術大学(4名),金稜科技大学(2名),吉林師範大学(1名)], 韓国からは3大学21名[金浦大学(3名),広州大学(12名),全州大学(6名)],シンガポールからは1大学11名[Nanyang University(11名)],日本からは1大学2名[日本大学(2名)]の総勢73名が4カ国の10大学から集まった.

2018年6月8日から10日まで中国・長春市の吉林動画学院行われた国際大学生ゲームジャムで,古市研究室所属の3年生の王さんが,河北美術学院及び吉林動画学院の学生と組んだチームNew Beeのメンバとして優秀参加者賞を受賞しました.おめでとうございます.48時間で制作したゲームは PathFinder. シルクロードを旅するAnnaが,旅の日記をたよりにシルクロードの各国を旅して財宝を収集する3Dアドベンチャゲームです.

2018年6月8日から10日まで中国吉林省長春にある吉林動画学院で開催される2018国際大学生ゲームジャムへ,3年生の学生2名と古市先生が参加してきます.昨年の大会は2017年10月に実施され, 4年生の学生2名が参加して WeTapを開発した新井君が優秀賞を受賞しました.今年は韓国の公州大学,金浦大学,全州大学校,シンガポールの南洋ポリテク大学が参加する他,中国からは吉林動画学院、金陵科学技術学院,河北美術学院,吉林師範大学などが参加し,総勢約80名の学生が3日間でゲームを制作します.

本大会に参加するのは,各国の大学でゲーム制作を学んでいる学生で,その場でチームを構成して2泊3日で国際協力を通じて自分たちが学んで来た知識や技量を発揮します.言語や文化,そして学んだことも異なる中,未来のゲーム産業をリードする学生達が48時間でお互いに協力して創意力と技術力を発揮する経験は大変貴重なものです.日本大学から参加する2名の学生はシリアスゲームの企画力と英語によるコミュニケーション力を発揮することが予想され,どのようなゲームが3カ国共同のチームで制作されるか,大変楽しみです.

また,今回海外の大学からスタッフとして参加する数理情報工学科の古市教授は,2014年より数理情報工学科の粟飯原助手及び東京工科大の先生方と協力してシリアスゲームジャム(SGJ)を実施してきました.毎年夏に韓国POSTECで開催される国際シリアスゲームジャムにも2016年以後毎年参加しています.SGJは今年第7回目のSGJ7を開催するべく在計画中です.SGJは現在日本デジタルゲーム学会・ゲーム教育研究部会の公式イベントとして実施されており,運営ノウハウの国際間協力が今後更にすすむことが期待されています.

米国大使館主催の米国留学フェアに古市先生が参加し,出身校イリノイ大学のブースで説明を行いました.近年米国留学を目指す高校生及び大学生が増えており,本留学フェアは昨年度までの秋葉原からお茶の水に会場を変更,それでも終日入り口に行列ができる程盛況でした.

2018年4月11日(水)13:00から研究室配属説明会が39号館408で行われますが,古市研究室の説明は6番目に行います.おそらく,13:40頃からになろうと思います.配属を希望する学生は,できるだけ次のビデオを観ておいて下さい.2017年度の3年生が古市研究室について語ってくれた研究室紹介ビデオです.

数理情報工学科の学生の中には,春休み中に各地で開催される学会発表に出かける学生が多数います. 2018年3月2日~3日に福岡工業大学で開催された日本デジタルゲーム学会には,オランダ・ユトレヒト芸術大学からの留学生ナディアさん,3年生の坂口譲君,齋藤憧弥君,藤橋良太君,船橋岳留君がが「英語の語彙能力向上を目的としたシリアスゲームFishyFishyのゲーム性向上法の提案」及び「複数人の協調体動により音楽演奏を楽しむFloorPadの試作」というタイトルで,研究成果の発表をしました.

We have released a trailer of FloorPad, an interactive music playing system played by the body motion. We will have a presentation with demo at DiGRA JAPAN conference which will be held from Mar. 2-3 in Fukuoka!

FishyFishy2 is an English Learning Serious Game aimed to improve your TOEIC score developed by junior students at Serious Game Design Labs, Nihon University & Amsterdam University of Applied Science. This work is supported by Lexxica Inc., and WordEngine is used for learning part. FishyFishy2は英語学習を目的としたシリアスゲームで,主としてTOEICのスコア向上を目的としています.学習者の英語スキルをシステム側が自動的に判断し,学習用教材の難易度が学習者のスキルの進度にあわせて自動的に調整されます. ※なお,FIshyFishy2の開発にあたっては株式会社Lexxicaのサポートを受け,WordEngineを英語学習コンテンツ部分で利用しました.

FishyFishy2おためし版(android版)のダウンロードリンクはこちら(ここをクリック)

夏休み開始まで

夏休み開始まで Finding your local time... 82 Days
Flag Counter

Search

Menu